新しいクラスを作る(2) ― フィールド

概要

前回の 新しいクラスを作る(1)でご紹介した New-Class.ps1を使って、フィールドを持つクラスを作ってみます。

フィールドの実装

新しいクラス「Class1」を作成し、string 型のパブリックフィールド「Message」を実装してみましょう。

PS> New-Class Class1 {Field public string Message}
NameSpace Name BaseType
———– —- ———-
  Class1 System.Object

オブジェクトを作って Get-Member に渡してみます。

PS> $o = New-Object Class1
PS> $o | Get-Member
 
TypeName: Class1
 
Name MemberType Definition
—- ———- ———-
Equals Method System.Boolean Equals(Object obj)
GetHashCode Method System.Int32 GetHashCode()
GetType Method System.Type GetType()
ToString Method System.String ToString()
Message Property System.String Message {get;set;}

確かに「Message」というメンバが増えています。「Property」と表示されていますが、これは PowerShell での表示上の問題です。別の方法で確かめてみましょう。

PS> [Class1].GetProperties()
PS> [Class1].GetFields()
System.String Message

GetProperties() では何も表示されませんが、GetFields() で「System.String Message」と表示され、確かにフィールドであることがわかります。 実際に使ってみましょう。

PS> $o.Message = 'Hello World!'
PS> $o.Message
Hello World!

Field コマンドの解説と静的メンバの実装

クラスメンバは、スクリプトブロックの中にコマンドを記述することで定義します。上記では、「Field public string Message」というコマンドを与え、フィールドを実装しました。まず、「Field」というのが、「フィールドを作成する」というコマンドです。続く「public」「string」「Message」が、その引数で、それぞれ「属性」「型」「名前」をあらわします。 属性は、「public」の他に、「private」「static」が使えます。属性を 2 つ以上使いたい場合には、「(‘public’, ‘static’)」のように、文字列の配列にして渡します。 それでは、Message フィールドを静的フィールドにしてみましょう。

PS> New-Class Class2 {Field ('public', 'static') string Message}
NameSpace Name BaseType
———– —- ———-
  Class2 System.Object

試してみます。

PS> [Class2]::Message = 'Hello World!'
PS> [Class2]::Message
Hello World!

これでフィールドが作れるようになりました。


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